三本目の管=大ボス
次の管は一番の大物だった。何せ管が一番太く(直径1センチ近くはあったんじゃなかろうかby本人印象)見ただけで明らかに違和感があり、しかもこれがお腹から直で生えているのだから、、、違和感倍増である。
このころになると問題になったのがシャワーを浴びれないという事。手術前日に浴びたのが最後だからかれこれ4日シャワーを浴びていない
身体は看護師さんがぬれタオルで拭いてくれるのでまだよいのだが、問題は髪の毛、、触るだけでベトッとしているし、心なしか匂いも放っている気がするし、で早く一刻も早く髪の毛を洗いたい気持ちでいっぱい
ただ、看護師さん曰く、この三本目の管が取れないか事にはシャワーは絶対にダメだと、、、(四本目の管:点滴は一時的に止めて管だけぐるぐるっと腕に巻いて上からビニールで覆って水に濡れないようにすればOKらしい)
大ボスを倒すタイミングはいつか?
じゃぁどうすればその管が取れるのか?と聞いたら、それは”膿が出なくなること”だそうな、、(まぁ膿を出すための管だから当たり前か、笑)
管の先にビニールの袋があってそこに膿が溜まるのだが、最初のころはあっという間に溜まって1日で交換であった。が、3日めになるとほとんど溜まっていない感じ。
そんな袋をたまーに看護師さんがチェックして、ぶつぶつと独り言をいっているのを、何か良い話は無いかと、そば耳をたてて聞く、を繰り返していた。
いよいよ管を取る時が来た!
手術後4日目の朝も、いつものように看護師さんの独り言にそば耳を立てていたところ、看護師さんから「もしかしたら今日管が取れるかもよ!?」と言われる。
ってマジですか?冗談じゃないですよね??と思わず、テンションが上がって声も上ずってしまう。シャワーが浴びれるかと思うとそりゃぁテンションが上がりますよねw
そんなテンションが通じたのか、昼頃に若手の先生が病室にやってくる。そしてビニール袋を見て「これなら大丈夫!じゃぁ管取ろう!」と言ってくださる。今からやる!?と言われたので、「もちろんです、さっさと取っちゃってください!」と二つ返事でお願いする。でもこのぶっとい管どうやって取るんだろう??その回答は次回のお楽しみ!
次回は”ついに三本目の管が身体から取り除かれる”について書く予定です