社員数4桁のそれなりにでかい会社で働いているのだが、入院する場合の手続きについては、会社のイントラにも載っておらず全てが手探り状態。しかも入院まで残された出勤日は5日しかない!という追い立てられた状態だったので、自分で社内を走り回って対応することに、、、、
休職するか、有給休暇取得で行くか
私の場合は、主治医と相談して、入院2週間、その後の自宅療養3週間、術後1か月検診で経過が順調であれば、少しづつ職場復帰をしましょうという話になった
ということは、1か月=稼働日20日をとりあえず乗り切れれば良い!ということで、休職ではなく有給休暇取得で行くことに。(ちなみに、知らなかったのだが、2年間の有給休暇の取得期限が切れても、会社によっては積立有給休暇という形で残してくれているケースもあるらしい、うちの会社の場合は、積立有給休暇を40日積み立ててくれていました。でもこれも聞いたら教えてくれたので、一般の社員は知らないんじゃないかな、、)
権限移譲
小さいチームではあるが、管理職をしているので、勤怠、経費精算、稟議承認等を他の管理職に権限委譲して代理承認してもらえるようにしなければいけない。これは日常的にある対応らしく、電話で人事に事情を説明したらすぐに対応できた
抱えているプロジェクトのケア
ちょうど大きなプロジェクトを抱えており、社外も複数社巻き込んで佳境を迎えていて、一時的にとはいえ離脱はできない状態。しかしこればっかりはどうしようもないので、社外含めた関係者へ事情を説明し直属の上司に代打をお願いした。プロジェクトメンバーには一時的に負荷がかかるが、個々のメンバーが育ってきていた時期なので、更に成長できる良いチャンスと前向きにとらえ、細かいことは目をつぶって任せることとした
部下の業務のケア
日頃から、チーム個人の抱えている業務の可視化と明確なゴールの設定を意識して行っていたのが役に立った。私が不在となる今後1か月間でやらないといけない業務を、チームの一人ひとりと再確認した上で、事前のアドバイスをきちんとすることが出来た
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他にも、書類の提出やら関係部署への事情説明と協力依頼などやらなければいけないことは山のようにあり、何とか最終日の夜に終わった(というか無理やり終わらせた)感じ。でもこの中で学んだことが一つあります。それは
仕事最優先でこれまでのサラリーマン人生を歩んできたけれど、身体を壊しても会社が何かしてくれるわけでは無い
ということ、だからこそ、退院したら、ワークライフバランスをきちんととって仕事しっかりやるけれど仕事最優先は辞めよう、と強く強く決意しました。
次回は”入院前最後の晩餐”について書く予定です