自宅での療養は順調に進んでいっているが、進むに従って二つの困りごとが発生。
今回は私が自宅療養の中で身をもって感じた困ったことについて書いてゆきます。
自宅療養で困ったこと、その1:食べ物の誘惑
困ったことの1つ目は、食べ物の誘惑が多いと言うこと。
<入院中:食べ物の誘惑が少ない>
・入院中は食事の時間以外は食べ物が手元に無い。
・病院の1Fまで降りればコンビニがあるが、入院後半まで身体から管が色々出ていて動きづらかったこともあり1、2度しか行かなかった
・看護師さんや先生の目が至る所あるのでつまみ食いもしづらかった。
(大体こっそり食べてる時に限って、病室のドアが開いてバレてしまうという病院アルアル多発、、監視カメラでもついてるんじゃなかろうかと思うぐらい、笑)
VS
<自宅:食べ物の誘惑だらけ>
・自宅は台所に行けば、それこそ冷蔵庫・冷凍庫の中も含めて食べ物は豊富にあるし
・うちの食事スタイルは大皿なので、自分の取皿の分量がなくなってもおかわりが容易にできる
・家族みんなが、パクパク食べているのを見ていると自分も食べたくなる
という衝動に駆られるのである。まるで、おやつを前にして“待てっ!“と言われている犬のような気持ちだった
自宅療養で困ったこと、その2:体重が落ちる
こちらの方が、困ったことその1よりも深刻であった。
胃の手術をしたので「食べられる量が減り→結果体重が減る」というロジックは手術前に理解していた。事実、先生からも「手術前体重の5〜10%は体重が落ちますよ〜」と言われていた。
手術前の体重は77キロだったので、上記の計算式に当てはめると、4〜7キロ程度体重が落ちて、73〜77キロぐらいの体重になるのかなぁ、なんて漠然と思っていた。
だが、入院中は体重は1キロも落ちておらず本当に体重落ちるのかなぁ、、、と半信半疑であったが、看護師さん曰く「入院中は点滴で打っているから十分栄養が取れてて体重は減りにくいんですよ~」とのこと。だが、、、
・家に帰れば点滴なんて飛び道具はなく栄養は食事を通じて取るだけ=供給が減る
・リハビリで毎日1万歩歩くし、身体はまだまだ手術の傷の修復途中でエネルギーを使う=需要は増える
と完全にエネルギー需要に供給が追いついていない感じでジリジリと体重が減り始める、、、少しでも体重を増やそうと頑張って食べてみる(ってもご飯をもう一口食べるとかっていう可愛いレベルであるが、笑)がそんなささやかな抵抗など虚しく体重は下がり続ける
ダイエット中の人なら泣いて喜ぶ状況かもしれんが私の場合は原因がはっきりわかっているだけにいつまで減り続けるのだ!?という底無しの恐怖感が芽生える。この時の体重減少は、以下の通り。じりじりと体重が下がり続けていることがおわかりいただけると思う。
実は、、、体重減少は、1ヶ月の自宅療養期間中では終わらず、一旦下げ止まったのは退院半年後の11月ごろ。その時の体重は67キロほどで手術前体重から13%(10キロ)も下がっていた。下げ止まる迄の恐怖の体重下落グラフは以下の通り
とはいえ、胃の手術をして半年後には体重減少が収まったということなので、これから胃の手術をされる方、胃の手術をされて現在リハビリ中の方への一つの参考となれば幸いである。
最終的に体重低下が止まったのは、なんと手術から1年後。
体重低下が本当に止まったのは、手術から1年後。体重は手術前から17%(13キロ)ダウン!!の64キロになっていた。その後も株価のように小幅に上がったり下がったりを繰り返して今に至っている。手術前から現在までの全期間の体重変化のグラフとは以下の通り。。これを見ていただくと、手術をした2017年からの急激な体重低下がよくお解り頂けると思う。
次回は”28/20 体調がすこぶる良い!!”について書く予定です