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10/30 胃ガンの手術前夜

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10/30 胃ガンの手術前夜

手術はすでに始まっていた!

胃の手術なのだから、手術の時に胃の中に食べ物や飲み物が残っていてはいけない。ということで前日から食事制限がかかる
当たり前と言えば当たり前だがこれがキツかった、、、手術ギリギリまでいろいろ食べ納めしたい欲求 VS 手術のためには食欲を自制しなければならないという相反する事象の間で心は揺れ動きまくっていた。
そんな手術前日の食事メニューはこちら

手術前日の朝食

朝食メニュー
・五分粥
・野菜ソテー卵とじ
・煮豆
・味噌汁(具はほぼ無し)
・牛乳
・梅びしお(チューブのやつ)
 ご飯のお供的なもの

昼食メニュー
・不明(あまりにもお腹が空き過ぎて写真をとる前に食べてしまい、、)

手術前日の夕食

夕食メニュー
・重湯
・白身魚のポタージュ
・豆腐裏ごし味噌汁
・カルピスゼリー
・エンシュア(液体の栄養剤)
メニューは複数あるものの、正直味の違う水を飲んでいるようなものだった。でも手術前夜であっても少しでも食べる楽しさを!という栄養士さんと調理師さんの気持ちが伝わってきて美味しくいただいたのは言うまでもない。

夜食メニュー
・胃の中をきれいにするという、紙パックの液体
 味は想像にお任せしますが、美味しくはなかったです、笑。

手術まで後11時間!

病院の消灯時間は21時と決まっており、私の手術は翌朝8:20開始だから、消灯してから手術までは約11時間。
長いような短いような微妙な時間である。そんな私の心を察したのか、手術前夜は不安で眠れないかもしれないということで、睡眠薬が処方される。頼まなくても自動的に処方されるということは、それだけ不安になる方が多いということだろう。

とは言え、いきなり睡眠薬を飲むのはなんとなく怖くって、普段通りに歯磨きとトイレをすませ、ベットに横になってみる。が、さすがに手術前夜は落ち着かない。

ベットでモンモンとしていると、明日の手術への漠然とした不安から、いっそ病室から行方をくらまして手術を受けない方がいいのかも?などと、現実逃避を妄想をしてしまう。

妄想を落ち着けるべく、深呼吸を続けていると38年間休むことなく頑張って働き続けてくれた自分の”胃”への感謝の気持ちが溢れてきた。
自分の生活習慣が原因で胃ガンになってしまったわけで、胃からしてみたら、勘弁してくれよー!と言いうのが本音だと思う。
そう思うとなんだかとっても申し訳なり、胃をぎゅーっと抱きしめたい気持ちに駆られた。が、それは出来ないので代わりにお腹周りをさすってみると気持ちがよく、続けてさすっているうちにいつの間にか寝てしまっていた。

次回は”ついにやってきた!胃ガンの手術当日”について書く予定です

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