シャワーを浴びる前の儀式
というわけで4日振りのシャワーである。
が、実はまだ管が一本残ってる。それは”点滴の管”である。これはいったん外すのかと思いきや、そうではなくって
・点滴から伸びる管と腕に刺している注射針から伸びている管を繋いでいる箇所がありそこから点滴を外し
・注射針は腕に刺さったままで管を器用に丸めて腕に透明なフィルムで覆うように固定してくれた
なんでもこのフィルムは水を通さない特殊なフィルムとのことで、破れないように気を付ければこのままシャワーを浴びても良いとのこと。
ってお腹の穴はそのままなんですよね。と再度確認するが、点滴の管のように防水フィルムでカバーする必要はないですよー、いい加減信じてください!と看護師さんに呆れられてしまう
シャワールーム入場!
点滴の管のケアも終わったので、タオルと着替えを持ち、満を持してシャワールームへ。足取りは軽く思わず小躍りになってしまう。
ちなみに、一人部屋にはシャワールームがついていたので
・時間を気にせず使いたいと思ったらすぐ使えるし
・しかも次の人のことを考えずに心ゆくまでシャワーを満喫できるし
で、奮発して一人部屋にしておいて良かったなぁと自分の選択を自画自賛(笑)
シャンプーが足りない、、、落ちない頑固な汚れ。
まずは頭からシャワーをたっぷりと浴びる。たっぷりと髪を濡らしまずは大きな汚れをお湯で洗い落とす作戦である。
1回回目→シャンプー投入。手で泡立てて髪の毛につける。ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ???あれれ?全然泡だたないぞ(泣)それどころか髪の毛が手に絡まっててゴシゴシすることもなかなかできないぞ(泣)
2回目→手は髪の毛に通るようになったが依然としてアワは出ず
3回目→シャンプー増量効果で少しだけ泡立ってくる
4回目→プスプスってあれ!シャンプーが無い(ガーン泣)
と、まさかのシャワー途中でのシャンプー切れ。買っていたのがコンビニにあるお泊まりセットのシャンプーなので元々量が少ないところに、一度に大量消費してしまったので足りなくなったのである。。。
とはいえどうしようもないので、シャンプーは中断して身体を洗うことに。身体は毎日看護士さんが蒸しタオルで拭いてくれていたので汚れは少なく、ボディソープ一回だけで十分泡だって綺麗になった。
身体を洗い終えたところで、一旦髪の毛と身体を拭き、服を着てコソコソと病院内のコンビニに行き追加のシャンプーを購入。
そして、再度シャワールームに戻り、一度髪の毛を洗い&入念にリンスをしてようやっとシャワー終了。その後、ナースセンターへドライヤーを借りに行き、髪の毛を入念に乾かしたが、諸々全部終わったのは時には既に開始から1時間が経過していた。
シャワーを浴びるという何気ない日常生活
シャワーを浴びるという、この何気ない日常の生活(これまでなら面倒だと思っていたこと)ができることに、とっても喜びを感じた一日であった。でも今回の入院&手術で改めて感じたのだけれど「何気ない日常生活が不自由なくできるって、それ自体でものすごく嬉しいこと」なんだね。
次回は”ゆっくりゆっくりと食事もリハビリ”について書く予定です