がんサバイバー

2/30 病院とお医者さんを見つけるまで

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2/30 病院とお医者さんを見つけるまで

前回は、どうやってガンを発見したかをお話しました。今回はガン治療の第一歩である“どうやって病院とお医者さんを見つけたか”についてお話ししたいと思います。

さぁ困った。誰に相談しようか

ガンなんてなったことがないので、どうしたら良いか全く見当がつかない(当たり前といえば当たり前だが笑) しかも今日は土曜日だ。周りにも頼りになりそいな人はいないし、医者の友達もいない。
と思ったら1人いた!ガン保険に入った時からお世話になっている保険屋さん。ダメ元で電話したらすぐ繋がり、事情を説明したらすごく親身になってアドバイスをくれた。保険入っていてよかったなぁと実感した瞬間。

かかりつけ凄し!

保険屋さんは保険屋さんで、胃がんに強い先生を探してくれることになったが、自分でも何か動こうととりあえず休日診療やってる近くのクリニックへ。何かあればとりあえずみてもらっている家族のかかりつけ医的な先生。
なんでも話せる先生なので「どうしましょう。。。」と相談すると、、
!ここで一つ目の奇跡が起きる!
実はかかりつけ医は元々胃の専門医だったらしく(なんでもやります科的なクリニックなので専門を知らなかったのだ)、しかも研修医だった時の指導教官が、今都内のガン治療で有名な病院に勤務されているとのこと。なので、すぐに電話してくれて、二日後の診察予約が取れる! すごいぞ先生(笑)

初診

というわけで、ガンと言われてから4日後には先生が取ってくれた東京都内の病院へ。念の為再度検査をしましょうということで再度胃カメラをのむ羽目に。。。胃カメラ=3週間前の悪夢、がよみがえるが今更後には引けずしぶしぶ胃カメラ検査室へ(でもこの病院は鎮静剤を使ってくれるところだったので、全く痛くも気持ち悪くならなかったのがせめてもの救い)入院に備えた検査も含め諸々の検査を1日がかりで行う。
検査結果は、人間ドックでの診断通り”ガン”で変わらず。ただしステージは1程度で初期段階と聞き少しほっとする。
ついでに大腸カメラもやろうということになり、その他追加検査も含めて1週間後に再度受診することなり長かった初診が終わる。

会社への報告→同じ病気の人に出会う

病院での初診と並行して、迷惑をかけることになる会社の関係者数名にガンになったことを説明。
!とここで、二つ目の奇跡!
なんと報告した関係者の一人が数年前に私と同じ胃ガンになり手術をしていたことを知る。手術されたことなど微塵も感じさせないエネルギッシュな方なのでびっくりしたけれど、ガンになってもこんなに元気でいられるのだなぁと勇気づけられた。早いタイミングでガン経験者の先輩に出会えたことは、これからの自分の闘病生活のお大きな心の支えとなった。 

!そして三つ目の奇跡! さらに奇跡は続き、その方が手術をされたのは私と同じ病院だったということを知る。それなら自分を手術してくれた先生を紹介してあげるから、その先生に手術してもらいなさい!腕のいい先生だから、と気を遣っていただき、来週の診察はその先生にしていただく手はずとなる。
ちなみに、この時はまだ分からなかったが紹介していただいた先生は、胃ガン手術の第一人者ということを後で知る。

次回は”ガンになって不安はなかったのか?”について書く予定です

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