結果発表当日を迎える
2017年5月日の退院後からはや4週間近くが経過し、術後1ヶ月検診の日である2017年5月25日の朝がやってきた。この日は病理検査の結果を先生が報告してくれることになっており、泣いても笑っても「自分のガンがきれいに切除されたのか、まだの残っているかがわかる運命の結果発表の日」なのである。
術後1か月検診内容
術後1か月検診の内容は、以下の通りであった。
1.リハビリ進捗確認
・体力測定
・理学療法士さんとの面談
2.食事摂取状況の確認
・退院して今日迄に食べたものを正直に報告
・栄養士さんとの面談
3.術後状況の確認
・血液検査
・レントゲン
・先生の診察
・病理検査の結果報告(本日のメインイベント!!)
1,2時間で終わるようなものではなく、ガッツリの半日コース。とはいえ入院までした病院で勝手知ったるところなので、迷うことなくサクッサクッと予定をこなしていく。
検査結果はいかに!?!?
1.リハビリ進捗確認
・入院前に行った体力測定(歩くスピード、早歩きスピード、握力、肺活量)を検査
そのいずれも、入院前の数値と同じかそれ以上によくなっている結果で本人も理学療法士の方も大満足。
・貸与されていた万歩計を返却。毎日きちんと1万歩あるいていることを褒められる(毎日ちゃんと1万歩歩いてくださいねー、といっても実際にきちんとまもって歩く人はほとんどいないらしく、、)
結果:無事リハビリ卒業!、毎日1万歩を歩くことは続けてくださいね!とのアドバイス
2.食事摂取状況の確認
・本当は食べたものを紙に書いて提出することになっていたのだが、ズボラな私は携帯で食事毎に写真を取り貯めていたので、その写真を見せながら説明する
・食事の内容、量ともに十分とれていて問題ないと言われる
・体重が想定よりも減っていることについては、気にしなくて良いと言われる(今後も歳を取っていくにしたがって基礎代謝が今以上に落ちていき体重は自然に増えていくのだから、むしろ長期的に見たらちょうどよいぐらいの体重かもですよ~とアドバイスをもらう、笑)
結果:食事観察終了!、30回噛む&30分で食べること続けくださいね!とのアドバイス
3.術後状況の確認
・血液検査&レントゲン共に問題なく終了
個人的に意外だったのは、胃カメラを呑んで、胃の中を検査しなかったことである。
胃がちゃんとくっついているか、胃の中は問題が無いかは、胃にカメラをいれて検査するものだと思い込んでいたので、意外であった。先生曰く、このタイミングではレントゲンで見れば十分で、胃カメラを入れるのは術後1年後の検査とのこと
・先生の診察は、
→聴診器でお腹の音を聞く
→お腹をさすったり、ちょっと押してみる
→問診:どれくらい食べられているか、吐いたりしていないか、体調はどうか?
で終了。
・そしてしばし雑談の後、本日のメインイベントである「手術時に切り取った、2/3の胃を病理検査(ガンがどこまで広がっているのか)の結果」を聞く。人生で一番緊張した瞬間であったが、、、、、、
結果は、、、、
ガン転移なし
とのこと。よかったーーーー。いやはやほんまによかった!!
思わず、先生をギューッと抱きしめたくなったぐらい、笑
結果:ガン転移無、体調も順調に回復中で自信を持ってよし、職場復帰も出張もオッケー!
こうして、私のガンとの戦いは一つの区切りを迎えました。
ここまで30回に分けてガン告知~術後1か月検診迄の出来事をお話ししてきました。
ガンになるってどういうことなのか、手術ってどうなのか?ということについて
皆様ががんの治療についてもつ疑問に対しての参考になれば嬉しく思います。
なお、質問等有りましたら遠慮なくコメント欄に書き込んでください、補足致しますので!。
次回からは、術後1か月後の出来事に話題を移し書いていく予定です。