がんサバイバー

23/30 お粥卒業!!

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23/30 お粥卒業!!

私流リハビリの極意

一週間近く食事のリハビリを続けていると、自分の身体に合った自分なりのスタイルが見えてきた。それは以下の2つである。

1.30回噛むために、毎回食べ物を口に入れた後、箸をテーブルに置く
 ・持ったままだと流れで無意識に次のご飯を口に入れてしまうので、
 ・気に入った箸置きを購入。毎回箸を置きたくなる状況も作ってみた

2.30分の砂時計を買い、食事の度に目の前に置く
 ・頭の中での時間の流れと、実際の時間の流れには自分が思っている以上に開きが有り、自分ではゆっくり食べたなぁと思っても実際は、10分も経っていないということが頻発。なので時間の経過を視覚的に分かるようにした。

流動食/半固形食への飽き

自分なりの食事スタイルが見えてくるのと並行して、私の中に湧き上がってきたのが流動食/半固形食への飽きである。これまでも、例えばご飯も重湯→五分粥→お粥とだんだん固形には近くはなってきたが、やっぱり固形食=ご飯とは違うんです。なぜなら、、、
・流動食なので、噛んでも噛んだ気がしない
・噛んだ気がしないので食べた気がしない
・ゆえに、人間の根本的な欲の一つである”食欲”が満たされず、、、
のである。リハビリも進んできている今、このままではストレスの原因になってしまう、と思い意を決して、看護師さんに相談してみる。
入院も長くなって仲良くなってきた看護師さんだったので、私の心の叫びを理解してくださり、「それじゃぁ栄養士さんに相談してみたら?」とアドバイスをしてくれた。

なら、善は急げ!ということで、早速私の担当栄養士さんにアポイントを取り、面談をすることに!

栄養士さんへの直談判!

面談では、まず栄養士さんから
 ・どれくらい食べられていますか?
 ・気分が悪くなったり吐いたりしないですか?
 ・どれくらいの時間をかけてたべていますか?
と、私の食事の状況を細かくヒアリングされ、私がそれぞれに回答していった。一通りヒアリングが終わったところで、結果、どうやら私の食のリハビリは、看護士さんがイメージされていた以上に進んでいたようで、頑張ってますね!とお褒めの言葉をいただく。(と言っても頑張っているのは私ではなくて私の小さな胃なのですけどね、、笑。慰労を込めて胃をさすってあげました)

で、ここからが本題。食のリハビリが思っていた以上に進んでいるということを引き合いに出しながら

先生実は。。流動食/半固形食に飽きちゃったんですよね
お粥だと食った気しないんですよね、、何とかならんですか、、、

と相談。栄養士さんしばらく考えたあと

きちんと食べられているようだし、食べた気しないのは気持ち的にもよくないですしね。じゃぁご飯に戻してみましょう!

と許可がでた。しかも、その場で食事の変更申請をすぐにしてくれた。これで次の食事から変更されるらしい(最近の病院って進んでるのね)。やった!!
そして手術後初の固形食の食事がこちら

手術後初の固形食
お粥→ご飯に戻っての初めての食事_手術後7日目の昼食

無論、一口一口その食材の味を噛みしめながら食事を堪能したことは言うまでもない。噛めるって幸せだなぁ

次回は”最後の管が取れ、退院日が決まる”について書く予定です

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